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これは日記ではありません。じゃ、なんだ、と、言われるとよくわかりません。それでもよろしければ見てってください。


by koz-mic
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ピース・チャーチ・コンサート 静謐なフリージャズ D・ホランドが 素晴らしい

ピース・チャーチ・コンサート 静謐なフリージャズ D・ホランドが 素晴らしい_d0008994_20585319.jpg

ここでレアな名盤や迷盤を紹介するのに、何にしようかと、レコードの背を見ていて、
選んだのがこれ。Karl Berger主宰のCMC(Creative Music Communication)
からリリースされた「The Peace Church Concerts」。1974年にニューヨークの
ワシントンスクエア教会で録音されている、が…もう少しデータはないかと思い、
カールのディスコグラフィー(出てはいるが情報なし)をはじめ、いろいろと検索して
みたのだが、ないんだな。中古レコードの通販サイトでやっと見つかったくらい。
ボロボロのジャケットのものが70ドルほどで売っていた。発売当時から、極めてマイナー
だからそんなものか。でも、ぼくはずいぶん繰り返し聴いたものだ。ったって、最後に
聴いたのは10年以上前になるか。思い出しがてら、レコードに針を落としてみた…と、
パチパチというノイズとともに静かに立ち上がってきた音に思わず引き込まれてしまった。
1枚目は「Space in Time」という2つのパートで構成された曲。2枚目は「Silence in
Sound」という3つのパートで構成された曲の2枚組約80分のアルバムである。
長いといえば長いけど、これが退屈しない。カール・ベルガーのヴィブラフォンとピアノ、
ボブ・モーゼスのパーカッション、そしてデイブ・ホランドのアコースティックベースによる
緊張感溢れるインタープレイ、さらに沈黙の一瞬に侵入してくるベティ・マクドナルドの
ヴァイオリン…緩急に富み、密度のある音空間でありながら、静謐な印象をあたえる
その演奏は久しぶりに聴いてもワクワクする。CD化(ituneでも可)して欲しいな。
by koz-mic | 2009-03-03 20:59 | 今日のiショットノート