5月5日 日本海。その彼方に悠然と横たわる佐渡。夏の佐渡は素晴しい。なにも南の島だけが島じゃない。
2005年 05月 06日
佐渡の夏は素晴らしかった。ぼくが大学の頃、ゼミの夏合宿(?)で1週間ほど滞在したことがある。その後にも数回訪れているが、やはりこのときのことが思い出深い。夏休みの期間中だったので、実家に戻っていたぼくは、京都の友人の実家(とても大きな町屋だった)にまわり、そこから車で他のゼミ仲間の待つ直江津へと直行することにした。友人の車はあの通称ハコスカ(2代目スカイライン)GTX。当時は今のように北陸自動車道などはなく、名神、東名があるのみで、中央高速も全通はしていなかった。そこをかなりのスピードで駆け抜け約束の時間よりかなり早く直江津に到着したような気がする。ん、ちょっと怪しいな。実際は結構かかったんだろうな。ま、しかしフェリーの時間にはかなり間があったことは確かだ。フェリーの向かう先は佐渡の小木。小木はフェリーの発着はあるものの、両津と違いかなり開発が遅れていて、ほとんどの道がまだほこり舞う未舗装道路だった。しかし、かわりに素晴らしい自然と海がそこにはあった。ほとんど岩場なのだが驚くほど透明度の高い海。海岸にへばりつくような小木の街から少し離れると高台(島中央部と違って平地はほとんど無い)に広がる豊かな緑。そしてかつての豊かな文化性を物語る資料の数々…。ぼくたちはワクワクするような1週間をそこですごした。それから数回佐渡を訪れたが小木には1度も行っていない。ことしの夏、20数年ぶりに小木に行ってみようかな。ワクワクする何かがまだそこに残っているだろうか。
by koz-mic
| 2005-05-06 03:03
| 今日のiショットノート