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これは日記ではありません。じゃ、なんだ、と、言われるとよくわかりません。それでもよろしければ見てってください。


by koz-mic
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下北沢あたりに 居着いて 30余年 様変わりしたもの しないもの

下北沢あたりに 居着いて 30余年 様変わりしたもの しないもの_d0008994_20415857.jpg

といっても、現実はずいぶんと様変わりしたもんだ。最近は、下北沢といっても南口で
大抵の用は足りるので北口方向には足を運ばない。しかし、たまにはね…と思い、
土曜日、ジムの帰りに北口のほうをフラフラしたのだが、どんどん変わっていくね。
北口方向はほーんとお店が増えた。昔は、意外にさびしかったです。でもいまや
ゴチャゴチャした自由が丘って感じだもんね。あの、バレーボールの強い女子高も
下北沢という冠が校名に付くようになったくらい、おしゃれな街になっちまいました。
それでも、ちょっと探せば70年代の名残をとどめるボロアパート活用型店舗が
まだ散見できる。ま、下北の風情はいまだしぶといというところか。そういや、
下北沢あたりに 居着いて 30余年 様変わりしたもの しないもの_d0008994_2123157.jpg

昔は木造モルタルのボロアパートの外階段を上ると、突然、ブルース喫茶があったり
したもんね。2階を2室分くらいぶち抜いて、怪しげな匂いを店内にふりまきながら
営業していた。もちろん、音はでかい、大胆だよなー。防音なんてしてたかな。
そもそも、今どきブルース喫茶なんてあるのかいな?まぁいいや、さ、みなさん
下北沢を注意深く散歩してみましょう。そこには、ひっそりと思いがけないものが…

追伸
上の写真のドアに入れたタイトルは「Our House」、グラハム・ナッシュの曲。
70年初頭を象徴する曲のひとつだといってもいいかな。その当時、C.S.N&Yは
スーパーグループなんて呼ばれていた。ま、二―ル・ヤングは遅ればせの参加では
あったけど。そのなかにあって、ホリーズから駆け付けたナッシュはちょっとジミな
感じ(イギリス人ということもあったんだろうか)。だとしても、バーズのクロスビー、
バッファロー・スプリングフィールドのスティルス、ヤングに比べればだけどね。
でも、ナッシュはキャッチ―でやわらかないい曲を書く(これもイギリス人がゆえ?)。
ある意味では、C.S.NまたはC.S.N&Yたらしめていた個性の多くはナッシュにあった
と言ってもいい(だって、二―ルなんて、どこにいても二―ル・サウンドまんま)。
この曲の入っている名盤「Deja Vu」には、ナッシュ作としては、もっとも有名な曲
「Teach Your Children 」も入っている(これこそ、70年初頭を代表する曲かな)。
あ、そういえば、デビッド・ギルモアの最近のツアーに、ゲストとして参加していたっけ。
クロスビーとともに元気な様子。で、今回なぜこの曲かといえば、久しぶりに
「Deja Vu」を聴いていたら、70年代当時の下北沢によく似合っているなーと…
by koz-mic | 2009-08-31 21:27 | 今日のiショットノート