カスパル・ダーヴィト・フリードリヒ を NHKで特集していた 優れて劇画的
2007年 11月 15日
知っていますか、フリードリヒというドイツの画家。18世紀から19世紀にかけての
風景画家。とうぜん、この時代の画家だから宗教画もずいぶんある。
しかし、その構図や意匠、色彩が極めて現代的(と思える)で、ぼくは好きなのだ。
NHKの特集でも言っていたけど、当時としては異端だったんだろう。
なんたって、構図も岩や木の意匠もまるで浮世絵みたいな絵まである。
印象派より百年近く前だよ。とはいえ、生存中はあまり恵まれた境遇でもなく、
20世紀に入って、やっと評価された画家の一人であるらしい。
私見だけど、彼の影響は欧州のイラストレータやカトゥニストに顕著な気がする。
そのシルエットは極めて劇画的というか、コミック的というか。
たとえば、ロジャー・ディーン。彼のイラストレーションについて書くと長くなるので
書かないけど、使用している画材は違えど、すごくフリードリヒの影響を感じる。
ということで、フリードリヒ。知っている人が多いのかどうか・・・
ぼくにはわからないけど、もし知らない人がいたら見て欲しいものです。
なんで、フリードリヒのことを書いたかというと・・・あ、書くの面倒だからやめた。
で、なんとなくフリードリヒに通低する色彩感のバンドがMostly Autumn。
イギリスのグループなのだが、これまた日本で知っている人って
どのくらいいるのかな・・・ぼくも、ほんの一月前までぜんぜん知らなかった。
たまたま買ってきたDVD(輸入盤)に彼らのライブ映像が2曲入っていて、
その音楽に感心した次第。ピンクフロイドの影響が強いケルティック・バンドだと、
誰かが書いていたけど、そうかなぁ。こんど、CDを探してみようと思っている。
by koz-mic
| 2007-11-15 20:53
| 今日のiショットノート