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これは日記ではありません。じゃ、なんだ、と、言われるとよくわかりません。それでもよろしければ見てってください。


by koz-mic
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雨の秩父宮ラグビー場 んんんん・・・ 不甲斐ない ワールドカップは大丈夫?

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あっという間に1週間が経ってしまう。まさに「Life is Short」なんだよね。
先週の日曜日、雨が降ったり止んだりするヤな天気をものともせず、
秩父宮に足を運んだ。ジュニアオールブラックスと日本代表との試合である。
隣の神宮球場ではヤクルト-ロッテ戦(だと思う)。歓声だけ聞くと野球のほうが
盛り上がっていたね。こっちは盛り上がらない。例によって、後半にズルズルと
点差を付けられていく展開。なんて試合だ。いくら若手主体のメンバーとはいえ
ひどい試合である。まるで気迫は感じられない。負け癖がついているのか…
あぁ、やめたやめた。当日のあのふがいなさを思い出してしまったよ。
マリア・シャラポアの最後まで諦めないあの直向きさを見習った方がいい。

で、ドルフィーなんだよね。「Last Date」については以前に書いたけど、
今回は「at the Five Spot」。このライブのテンションはすごい。ドルフィーが
ウネウネとブローしていく。どんなにブローしてもドルフィーはストイックだ。
彼がチャールズ・ミンガスやオーネット・コールマン、ジョン・コルトレーンの
もとでやってきたことの集大成といってもいいんだろうな。
ブッカー・リトルもハイテンションでドライブする。そして、エド・ブラックウェルが
鞭のようなドラミングで煽るようにソロイストのケツをひっぱたく。その中にあって
リチャード・デイヴィスはシッカリと縁の下の力持ちベーシストに徹している。
このアルバムはそんな名演奏3曲(+Bee Vampのオルタネートテイク)で
構成されている。表題「Fire Walz」はその1曲目。ブッカー・リトル作曲の
ハードバビッシュな雰囲気を持った2曲目「Bee Vamp」も好きだな。
ドルフィーはこの曲をバス・クラリネットで演奏。こういう曲でバスクラというのは
意表をつくけど、その木管の太い風合いはすごくいい。でも変人だな、やっぱり。
もちろん20分を超えるドルフィー作曲の3曲目「Prophet 」もバツグンである。
でもあえて1曲目「Fire Walz」にしたのは、マル・ウォルドロン(作曲もマル)の
ピアノがソロになった途端、マル節全開で黒く深くグルーブしていく感じが
何ともいえず好きだから。なんだろうね、このトリップするような感じは。

それにしても、こんな名盤が1,100円で買えるなんて…、これに限らず、
いまプレステージやリバーサイド、マイルストーンなどのレーベルが
とてもお買い得である。クラシックもそうだけど、ジャズもいい演奏のCDを
手軽に買えるようになっている。これからジャズを聴いてみようかな、
なんて思っている人にはいい時代だな。
by koz-mic | 2007-06-25 21:01 | 今日のiショットノート