下の記事から 早1週間 今日は雨 なので 写真は 一昨日のもの
2006年 02月 20日
「来週の東芝府中戦が楽しみだ」なーんて言っていたら、もう1週間も経っていた。
ということは…ラグビーの早稲田・東芝府中戦は…昨日…だった。
期待した通り、いい試合だったけど、さすがに今回は地力の差がでましたね。
早稲田もよくやったけど、それにしても東芝府中はすばらしくパワフルだった。
早稲田以外の大学チームだったら80点差くらいついたでしょう。
東芝府中の薫田監督は現役時代は黙々と働く日本代表の名フッカーでした。
ぼくは当時、神戸製鋼の燻し銀・林(やはりフォワード)とともに好きだった。
で、タイトルはなぜラグビーとは関係なさそうな「Ghosts」かというと、
土曜日に例のごとく下北沢までプラプラと歩いていってCDなぞを漁ってました。
(ちなみに買ったのはデレク・トラックス、ウィリー・ネルソン、ゆらゆら帝国)
そこで先日、下北沢をスナップしたときのことがふと脳裏を…よぎって…
あ、そうだ、久しぶりに「まさこ」に行って見ようかな…んで、行ってきたんだよね。
いやー、10数年ぶりかな。すぐ脇をしょっちゅう通っているのにさ。
さ、ドアを開いてと、か…変ってない(変ってるんだろうけど、印象は不変)!
ん~、どこに座ろうか、なんて見回しつつ、奥のJBLの脇に落ち着いて…
と!そのトタンに流れてきたのがAlbert AylerのGhosts (1st variation)。
早速、アイラーの咆哮がお出迎え。一気に気分は30年前へとタイムスリップ。
改めてアイラーはいいなぁ、サニー・マレイもゲイリー・ピーコックもいいぞー。
アイラーのよじるようなブローイングに身を任せつつ、店内を観察する。
左の席には、なにやら詩のようなものを書いているおばさん。もちろん、
その脇にはカバー無しの文庫本が無造作においてある。少し向こうの席には
なんだか、ふと懐かしい風情(いや化石のようなというべきか)の中年カップル。
とてもフーテンっぽい雰囲気がグッときます。男は大きめのナス型サングラスに、
ストレートの長髪。女はというとカーリーヘアに黒いスェータ。なるほどね。
女が男にもたれてマッタリと吸っているのは、マリワナ…な、わけないか。
彼らは時代とともに風化することなく、このままの中年になったのだろうか。
ちょっと興味深いな。えと、右はというと現代のインテリ気取りのフツーの若者。
こりゃつまらん。で、その左手は…お、これはいいぞ、一人ビールを飲みながら
本を読むおじさん。そのアイビーな服装が当時を忍ばせるが、いまは実直な
サラリーマンというところか。身につまされます。そして、少し向こうには、
なんだか一心不乱に原稿用紙に向かう、スキンヘッドの青年(だと思う…)。
いったい何を書いているんだぁ。いまどき手書きで、原稿用紙に。
まだ何人かいたけど、きりがないのでここまで。それにしても、
このなにかノンキな感じいいかも。こんど誰かいっしょにこの空気に浸りに
まいりませんか。ご案内いたします。そうだ、もうひとつ忘れてならないのが
ガムシロップがタップリ入ったアイスコーヒーです。あまーい。甘すぎだ。
うかつにも昔のアイスコーヒーってどこもそうだったことを忘れてたよ。
by koz-mic
| 2006-02-20 23:09
| 今日のiショットノート