37年前に聴き始めた頃 レゲエは レベルミュージックだった
2010年 07月 31日
とはいえ、すべてがそうだったわけでもない。37年前というと、ちょうどBob Marleyが「Catch a Fire」で事実上のメジャーデビューを果たした年なのだが、イギリスではすでにヒットチャート狙いのPOPなレゲエ(White Washed Reggae)がたくさんつくられている。たとえば、いまも手元にあるアナログ盤(Trojan)のマトゥンビ(Matumbi)なんかもコマーシャルな音づくりを余儀なくされていた。それでも当時のレゲエにはRebel Music(反抗の音楽)としての印象が圧倒的に強く残っているのはぼくだけじゃないだろう。それはJimmy CriffやPeter Tosh他あれこれいるにしてもBob Marleyの存在に負うところが大きいのだなーとあらめて思う。なんで急にこんなことを書いているかというと、ま、夏というのもあるけど、カルカヤ マコトが唄うBob Marleyのカバーを聴いていたところだからかな。彼女のなんだか脱力(Raid Back)したゆるい唄声(不思議な味わい)がいい。Bobの曲をカバーしている人はたくさんいるけど、だいたい気合が入っているものね。いやーこんなにゆるいBobのカバーは聴いたことないな。これはありだね。
*ちなみに写真は西麻布・芦屋文々のとん平。炒めた豚肉とトロトロの山芋を卵で包んだオムレツみたいなもの。ご飯のオカズにもいい…というのを昨日ツィートしたときには写真なしだったので、いまここで…これです。
by koz-mic
| 2010-07-31 14:15
| 今日のiショットノート