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これは日記ではありません。じゃ、なんだ、と、言われるとよくわかりません。それでもよろしければ見てってください。


by koz-mic
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台風一過の夜は 月も その下の金星(?)も明るい それも驚くほどに

台風一過の夜は 月も その下の金星(?)も明るい それも驚くほどに_d0008994_19581329.jpg

明るかったんだよね。駅から家に向かう途中に踏切があって、その踏切の正面は公園。
その公園の向こうに煌々と月が輝き、雲の流れがはっきりわかるほどに明るい。
すぐ下には明るい星(金星かな?)がペンダントのように輝いている。公園の入り口の
水銀灯が木々の緑を浮き上がらせ外縁はグラデーションで闇に沈む。その木々の上を
明るい月が照らし、空と森の境をあいまいにしている、なんてちょっとアンリ・ルソーの
「蛇使いの女」やマグリッドの「光の帝国」を想起させる幻想的な風情なのだった。
…んだけどさ、携帯のカメラではちーともわからないね。まるで光量が足りないから、
画質アラアラ、階調ガタガタ、ピントはブレブレ、コントラストはユルユルなのである。
でもって、そんな風景を愛でながら聴くのは…これかな…で、スティーブ・ヒレッジの
「Lunar Musick Suite(月光組曲とでも訳すのかな)」。なかなか魅力的な曲なので
簡潔に紹介しておきます。これは「L」というアルバムに入っていて、以前に紹介した
「Om Nama Shivaya」の次の曲。B面2曲目、約12分ほどの組曲になっている。
ソリッドだけど滑らかなヒレッジらしいギターサウンドとヴォーカルが、ゆったりとした
シンセを背景にしながら展開されていく組曲になっている。ハイライトはなんといっても
中盤で登場するドン・チェリーのトランペットでしょう。まさに、この風景そのもの。
by koz-mic | 2009-10-28 19:58 | 今日のiショットノート